もう後がない、とは思わない
不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第
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今日会った友人は高校の同級生の男の子で
お互いに結婚式にも招待し、招待されし…の間柄である。
その奥様が妊娠中とのおめでたい報告を受ける。
来年の3月位に出産とのことでまだ安定期ではないので
ごく一部の人にちょっとずつお知らせしていこうとしているそうだ。
「実は…今、初めて言うんだけど…」
そんな前置きで、もう、すぐに
「あ、妊娠?」
っていう予知能力(大したことない)が備わっている。
昨夜は女性4人で会食。
私は生まれて初めてノンアルコールビールを飲んだ。
意外とイケた。
私以外の3人は独身で
うち1人は全くの独身。
他の2人はバツがある。
バツがあるうちの1人は今年離婚したばかりで
「実は、離婚しました」
という報告をその場で受けた。
別のルートから「別居しているらしい」と言う話は聞いていたので
大して驚きはしなかった。
話の中で、離婚した友人たちは「でも結婚したい」と言っており
また、「親は孫の顔を見たいんだと思う」という話にもなる。
「Yの家はどうなの?」
うちは、子供は欲しいんだけど、こればっかりはねぇ。
中々、生殖活動ばかりは努力ではどうにもできないし…。
なんてことを言ったら
「それはすごいいいことだ!
生殖活動してるんでしょ!
そういうのがない夫婦だっているし
夫婦二人ともがそういう気持ちだっていうのは奇跡だよ!
大丈夫!
子供出来るよ!
もしできなくてもあなたたち夫婦は大丈夫!」
と力強く言われた。
若干酔っぱらっているから仕方ないけど声がでかい(笑)
その彼女には不妊治療をしているとは伝えていないから
「生殖活動=セックス」ととらえているとなると
もはや体外受精にステップアップしている私たちは
いわゆる「生殖活動」から離れてしまっているのだけれども
それはまぁ、置いておこう。
もしできなくても、大丈夫。
「できない」という可能性は今のところはあまり考えたくはないけれども
いつかは考えざるを得ないこと。
それでも「大丈夫」と太鼓判を押されたので。
私たち夫婦は、きっと楽しい老後を送れると思う。
そんな後押しのようなものも感じた夜だった。
友人からお誘いがあった。
友人の友人主催のカレーパーティがあるから一緒にどうか、とのお誘い。
日付は今月末。
うーむ。
その友人は私が不妊治療中なのを知っているので
「行きたいのはやまやまなんだが、
今、不妊治療のための通院を再開させたので、
急きょ予定が入ってしまう可能性もあるので何とも言えない」
という返事をした。
私も体外受精が初めてだから、スケジュールがどのようになるのか
さっぱり見当がつかない。
目安みたいなものはネット上の情報をさらえば出てくるけれども
こればっかりは自分の体のことで
十人十色な情報をもとに確定をすることはできない…。
自分主体の予定ならば急きょキャンセルすることになっても
致し方ないと割り切るしかないけれども
友人や、友人の友人、つまりは他人を巻き込むとなると
ドタキャンはご迷惑をかけることになってしまうので避けたい所。
そんなこんなで、次回KLCに行くのは今週末の土曜日であるが
前回の混雑っぷりを見てもう少し早めに行こうかなぁ、と考えている。
しかし
「睡眠時間を削って早起きして病院に行って待ち時間を減らすのと
そこそこ睡眠をとって、そこそこの時間で病院で時間を過ごすのと
どっちが時間の使い方としては有意義なのだろう…」
という疑問がぐーるぐる。
「早起きは三文の得」という言葉があるくらいだから
早く起きて行った方がいいのは当然なんだろうけど、
睡眠時間を削るのはなぁ…とモヤモヤ。
前の日の昼間たっぷり運動とかしてぐっすり早く眠れるようにするしかないか。
私のスケジュールもそうだが、夫もスケジュールが立てられずにいる。
当然、採卵の時には採精のために夫にも
今一度病院に行ってもらわないといけないが
今週末の卵胞チェックの際に夫を同行させるか否か…。
夫は夜遅く帰宅するため、どうしても朝の早起きは厳しい。
今回の卵胞チェックで万が一、今日採卵しましょう…なんて
流れになってしまった場合を考えると
確実を期すためには夫にも同行してもらうのがいいんだけど
「D10でそんなに早く排卵するかなぁ」
という私の中の疑いもあって、夫に強く言えない…。
こればっかりは病院に行って診てもらわないことには断言できないものなぁ…。
過去のKLCへ通われていた方のブログなどを見ると
午前中卵胞チェックして「今日採卵しましょう」っていう流れになった人もいて
急きょご主人も病院に来ることになった…というエピソードもある。
今のところ、一番いいのは
「万が一採卵することになった時のために
夫は緊急出動可能な状態で自宅待機!」
かなぁ…と考えている。
それなら多少朝寝坊できるだろうし…。
とにかく何事もサクサク物事が進んでくれることを祈るしかない。
今周期五日目。
まだ若干の出血というか茶色い残りカスみたいな感じ。
今日なんかは暑かったし、若干の不快感。
早くスッキリ終わってほしいものだけど…。
朝は寝起きにチラーヂンS錠、夜は食後にクロミッドという服薬生活。
夕食後はともかく、
朝はなんとなくバタバタしてしまって
「あ、飲み忘れてた」
っていうのがしばしばある。
一日一回なら楽でいいとか言ってたのはどの口か…。
「飲み忘れたら、気づいた時にその日の分のものを飲めばよい」的な
注意書きももらっているので慌てることもないのだが、
一日思い出さなかったらどうしよう…という気持ちもあり気を付けたい所。
閑話休題。
以前通っていた婦人科の近所まで行ってきた。
別に病院に用があった訳ではなくて
単に夫とウォーキングというか散歩に行ったので。
思い返すと、小さな病院は小さな病院なりに
いいこともあったし不便なこともあった。
当然、比較対象はKLCしかないので、私なりの感想でしかないが…。
以前の病院で、内診台(あの足を広げる椅子)は
電動で足を持ち上げて勝手に股が開く仕組みになっていたが
KLCは自分で「よっこいしょ」と足を乗っけて座らなければならない。
私としては子宮がん検診だってやってるし、
電動のやつだって結果としては大股開きなのだから
今更恥ずかしがることもないし、
検査のために必要なことなので嫌がることでもないのだけれど
慣れてない故の違和感があったりする。
どうしてKLCではアナログな内診台なのか?
(電動じゃないことをアナログと表現しているだけで
古い内診台とかそういうことではないです、念のため)
内診室7部屋分も用意するのはコストがかかる?
メンテナンスが面倒?
いちいち患者が乗っかったのを確認して機械を操作する時間の削減?
なんとなく一番最後に思ったのが近いような気がするなぁ。
内診室は7部屋だけれども、
患者たちのいるスペースが簡易的に仕切られているだけで
医師や看護師たちはどの部屋も簡単に行き来できるようになっていると思う。
※イメージ図
文章でわかりづらいか?と思ったので適当に絵をかいてみた。
下の□が椅子で□の上にある細めの線がカーテンだと思っていただいて
○が医師や看護師。
あちら側からみたら色々な女性が足を広げて待っているという
ものすごい光景なんだろうなぁ…。
自分もそうなんだろうけど、
きっとみんな感覚が麻痺してる部分もあるんだろうな。
やっぱり妊娠して赤ちゃんを出産するためという目的のためには
いくらでも足を広げて待ちますけども、
そんなに気持ちのいいもんでもないし、早く卒業したいものである…。
初めての体外受精へのステップアップのための通院。
言い様もない緊張感が私を包んでいる。
明日への準備として
病院から指示のあった問診票の記入をした。
これで万事オッケー!
が。
この問診票が曲者で。
というか、私自身がいい加減かつ大雑把だからいけないのだが、
過去の治療歴の記入をするのに、内容に自信がない。
ヒューナーテストが良好だったかとか
卵管造影検査が良好だったとかは覚えているし、
夫の精子検査の結果は数値として資料を持っているのでなんてことないが
「タイミング療法をうけたことがありますか?
自然周期によるタイミングの回数 最後に施工した日は?
卵巣刺激周期によるタイミングの回数 最後に施工した日は?」
ここが問題。
回数なんて数えてない…。
みんな数えているものなの…?
卵巣刺激周期って、排卵誘発剤とか使ったっていうこと?
というか、そもそもステップアップするかどうかなんてわからなかったし
結果として妊娠すれば回数なんてどうでもよかった訳で、
厳密に「今周期は何回目のタイミング指導だわ」なんて認識してなかった…。
元々通院していた病院の紹介状とかがあれば話は別なのだろうけど
フェードアウトしてしまったからなぁ…。
病院に通い始めた時からブログをつけておけばなぁ…と後悔先に立たず。
きっと病院側としては一回だろうが二回だろうがあまり関係ないのかもしれないけど
それによって治療方針が変わってきたとして
困るのは多分、私自身…。
一応これから以前の病院の診断明細書をまとめて明日持っていこうと思う。
それから飲んだことのある薬の名前だけは書きだして持っていこう。
今現在の体の状況を診断してもらって治療にあたる訳だから
意味ないかもしれないけど、備えあれば憂いなし。
体外受精に関してはちゃんと記録していこう…。
夫に病院のホームページを見ておくように伝えたが
「今度一緒に見よう」
と言われて、気づけばそれっきりだった…。
明日、絶対、見せなくては。
私はきっと不妊治療に関する知識は少ない方だと思う。
もちろん、不妊治療をしていない人よりは持っていると思うけども…。
9月、初めての病院で、
それから二度目の通院は、何の目的で、いつ行くのかとか
正直、さっぱり見当がつかない。
そのため、9月の予定が今現在、さっぱり立てられない。
治療が最優先なので当然と言えば当然だけれども…。
友人からお誘いがあっても
「行けたら行く」
という
「それって『来ない』っていう意味なんじゃね?」
と思われかねない返答をせざるを得ない…。
仕事をしていて、外出する機会が多く
かつ、自由になるお金もあった時では
お酒を飲みに行くことも多くあった。
それが最近は、ぐっと減った。
家にいる分にはもともと飲まないし、
夫と一緒でも「自分はいらない」と言う状況に。
無理やり我慢してイライラしたりしてる訳でもないので
心身ともにいい傾向なのだと思う。
体外受精の時の過ごし方なんかは
これから自然と身についていくものなのかもしれないけれども
きっとこれまで通りではいられないんだろうな。
色々変わる9月になる。
性交痛について。
ざっくり分けて二種類の性交痛があり、
入口付近の痛みか、奥の痛みか。
昔、お互いのスケジュールがなかなか合わなくて
結構しんどい状況でむりやりにタイミングを取っていた時なんかは
夫の盛り上がりがいまいちで射精までに時間がかかってしまって
私の方もそれにつられて盛り下がってきて、
入口が擦れて、痛い…ということもあった。
それはあまり深刻にはとらえてなかったのだけれども、
ここ最近、奥が痛い…。
奥の方の痛みというと、色々な病気が考えられそうで怖い。
すっかり「性交痛」で検索魔になってしまっているが
よくある原因として一番に挙げられているのが「子宮内膜症」だ。
以前通院していた時にはそんな診断を受けたことはないが、
このブログでも書いたが子宮がん検診の時に
「子宮内膜症の気があるね」
みたいなことを言われたので、
ここ数か月で子宮内膜症の症状が悪化してしまったのではないかと戦々恐々。
あと、自分自身で思い当たる原因としては
いつもの「便秘」。
「性交痛 便秘」でも検索している(笑)
実際に同じような人もいるみたいで、
それで安心しちゃうのもどうかと思うけど
自分自身としては子宮内膜症より便秘が原因であってほしいという気も。
どっちも放っておいたらよくないのはわかっているんだけどね…。
いずれにしても来週は病院に行くから、
その時に相談してみよう。
体外受精を進めるのだから必ずしも膣内射精が必要ではなくなるのかもしれないけど
なんとなく夫がしょんぼりしてしまいそうなので
体内は元気なことに越したことはない。
でもやっぱり痛いのはトラウマになるのか、
ちょっと引け腰になってしまうものだね…。
胸が痛い。
恋?
当然そんなんでなくて、
物理的に胸が痛い。
毎月恒例の胸の張り。
張り、と言っても、大きさはあまり変わってないように思うが
中身(?)が痛いので横向きで寝ると気になってしまう。
体温はそんなに上昇している訳ではないけれども
胸が張っているということはやっぱり排卵後なんだろうね。
夫は
「胸が張っているのはいいことじゃないか」
と言うのだが、
それは別に大きさ云々の話ではなく(笑)
妊娠しているかもしれないじゃないか、という期待からくるものらしい。
さすがに今回はないと思う、という私は
「胸が痛いのが何がいいことか!」
とプチイラっとくる瞬間だったりする。
ごめんね、夫。
今日は私の実家で、私が夕ご飯を作ってみんなで食べた。
夫も一緒に。
私と姉がキッチンにいる間、夫はずっと甥っ子と遊んでいてくれたので
その姿を見た姉が
「夫くんはいいお父さんになりそうだね」
と言ってくれた。
それを後で夫に伝えたら
「なれたらいいねぇ」
と言っていた。
本当に。
なれたらいいねぇ。
一週間後には通院開始。
もうカウントダウンだけど、やっぱり緊張する。
そろそろ問診票をちゃんと記入して準備しなくては…。
B型
東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い