もう後がない、とは思わない
不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第

再判定の日、夫は行かず、私一人でKLCに行ってきた。
一人で、今回の治療が終了したことを聞いてきた。
HCG値は下がっていた。
「ホルモン値も下がってきているので子宮外妊娠の可能性はないでしょう。
今飲んでいる薬を止めたら、自然と生理が来ると思います。
来期は一回お休みしましょう。
一回お休みして、その後、また採卵周期に入っていきましょう」
はい、わかりました。
そう返事をしたものの、それは嘘だ。
嘘と言うか、もうKLCに来るのはこれで終わり。
それをわざわざ医師に伝えることはなかった。
子宮外妊娠とか、手術が必要な流産になるよりははるかによかった。
それだけが救い。
これが化学流産というものなのか。
それでもやっぱり悲しい。
ほんの一瞬でもおなかにいたのに。
このまま生理になって消えてしまうのか。
薬をやめたら、確かに、生理が来るのがわかる。
おなかが痛くなってきた。
しばらくは、情緒不安定かもしれない。
いつもいつも塞いでいる訳じゃない。
誰かと話せば笑って楽しい時間を過ごせる。
でも、やっぱりふとした時に思い出すと悲しい。
おなかも痛いし。
不妊治療。
結果が出ず、これで終わる。
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女性
自己紹介:
1979年(昭和54年)生まれ
B型
東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い
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