もう後がない、とは思わない
不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第
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東京でも最低気温が一桁と言う日がザラになってきた。
そんな訳で、新しい腹巻を買った。
Fukusukeのシルク混で、少しお尻側が長くなっているタイプ。
当初、無印良品でシルク混はないかなぁと探していたのだけれど
シルク混ではないものしか見当たらなくて、
結局東急ハンズで購入。
腹巻だけでも、数種類は置いてあるし
色々と話題の冷え取り靴下はもちろん、
男性用のパンストなんかもある。
冬に備えて、ハンズやらロフトやらはあったかグッズでいっぱいなのだった。
卵子のために、ものすごく基本的な所から
もう一度やってみよう、という気になった。
手始めの冷え対策が腹巻。
あとはチマチマとスクワットなんかをやっている。
膝や腰に負担がかからないように気を付けながら
空気椅子みたいな感じで、しばらく静止…。
結構ふとももに来る。
どうしても寒くなると家の中で毛布にくるまって
そのまま動けなくなってしまい
「非効率的だ」と夫から指導が入ったりもした。
エアコンをちょっとは使いつつも、
家の中で色々動くことによって
体内からあったかくしていきたいな。
この間、寒くてこわばる体を奮い立たせて
掃除機をかけ始めたら、終わるころには汗ばんでいた。
これから大掃除のシーズンだし、
意外と家事をこなすことが、運動にもなるのだ。
気負わず、日常生活を送りながら、気を付けて行こう。
外出する直前に。
外出中に下着が汚れるとかそういう事態にならなくてよかった…。
本来であれば今日生理3日目だから通院の予定だけれど
「行かなくていいんだぁ…」
と思ってしまった自分。
やっぱり、通院することもストレスだったのだなぁ…と実感。
まぁ、来月は行くけど…。
あと、また例によって「加藤」から手紙が届いたので
お金を振り込みに行かなくては…。
今回は、受精が確認できた翌日には培養中止という言われていたから
前々回の桑実胚まで行った…という時よりも金額が若干安かった。
やっぱり違うのね。
でも、予定していたより安いということなので、ちょっと得した気分。
ところで、先日、生命保険の見直しを行った。
結婚してすぐに加入した保険だったのだが、
母親の知り合いのプランナーさんに勧められるがままに
ドルで積み立てていくタイプの生命保険だった。
結婚した当初は円高。
1ドル70円台のときもあって、日本円にして月1万円前後位で済んだのだが
昨今の円安のために、2万円近くまで上がってきてしまった…。
おのれアベノミクス…(?)と思ったりもした。
仕事を辞めた…という自分自身の変化もあった訳だが
ここで、普通に、円で積立していくタイプに変えて
だいぶ安く抑えることができた。
保険に加入する時、当然発生するのが告知義務。
ここ何か月かの病歴・通院歴なんかを保険会社に告知しなければならない。
どこの病院にいつから通っていて
どんな治療をして
何の薬を服用しているかなどなどなど…。
特定の病気を持っているかどうか、みたいなことも聞かれるが
女性特有の病気の一覧に
「不妊症」
があるのである。
病気かよ…とちょっと暗い気持ちになる。
妊娠することができる、という状態が病気でないのなら
妊娠できない女は病気なのか。
それなら不妊治療、健康保険の適用してくれ。
生命保険とか傷害保険に関しては病気扱いなのに
健康保険に関しては病気じゃないなんて、納得いかない…。
(保険保険って紛らわしいね…)
世間に都合よく病人扱いされたりされなかったりするもんなのね…。
また、母の知り合いであるプランナーさんの
ご子息夫婦も現在不妊治療中とのことだった。
「お金かかるのよねぇ…こないだも息子がお金借りに来たわ。
お嫁さんはホットヨガに行ってるのよ」なんて話も。
告知義務は保険加入の上で避けがたいことであるが、
不妊治療の治療歴を家族以外の人に知られるのは
やっぱりあまり気持ちのいいものではない。
ただ、上記のような事情もあったし、
私がお世話になった方は、色々汲んでくれるのでありがたかった。
不妊治療中だと、保険加入も簡単には行かない現状。
保険会社によって違ったり、
条件付きで加入できたりする、ということもあるので
一概には言えないけれども、
不妊治療を開始しようとしている人で、
医療保険に入っていない、という人は、
諸々検討されることをお薦めです。
もうすぐ生理が来るんだろうと思ってから
まだ生理が来ていない。
周期で言うと今日は30日目。
前回は26日周期、27日目に生理が来ている。
多分これはピルを飲んでいた日にちのせいなんだろうなぁと
漠然と思っているのだが、どうなんだろう。
と、思って数えてみた。
前周期、採卵をしたのは10月19日で、周期11日目。
そこからソフィアAを12日間服用して、
服用が終わった翌日から5日目の生理が来ている。
今回、採卵をしたのは11月18日で、周期15日目。
採卵をした時点で周期的に4日のずれが生じている。
ソフィアAを飲み終わった翌日から、今日は数えて4日目。
となると、明日が生理予定日…ということになる。
じゃあ、今日、生理が来ていなくても問題はない、ということか…?
以前、タイミングで通院していた時の生理不順の経験から
ちょっと敏感になっている私であったりする。
病院へ行った結果、人として普通の機能がおかしくなる…
というのは本末転倒だ。
明日、生理がきちんと来てくれれば、安心はする。
贅沢をいえば、明日の夜は外出予定があるので
本当は明後日に来てくれたらいいなぁ…なんて思ったりもして。
これが移植した周期だったら大変だったなぁ…。
生理が来ませんように、と祈っていたことだろう。
期待と不安で、情緒不安定になっていたことだろう。
今の私は、とりあえず、いわゆる「健康体」を維持しておきたいなぁ…。
これ以上、色々な病院にかかりたくはない…。
子供がいてもいなくても、それは同じことだけど、
健康でさえあれば、長生きしたい、と思うけど、
病気と闘い続ける精神力が、自分にはあるのだろうか…。
ただでさえ、今、その精神力が試されているというのに。
治療を続けるためには、強くないといけないのに。
何かにつけて、自分で「無理だ。できない」と決めつけ
壁を作ってしまいがちな自分をどうにか変えたいものである。
自分で自分を制限しない。
これを来年の抱負に据えよう。
師走。
先生が走り回るほど忙しい、という師走。
今の所、特に忙しさは、ない。
まだ1日だし、当然か?
寒いから毛布にくるまって座っていると
そこからまったく動けなくなるので
色々動くためにもエアコンを入れてしまった自分の弱さ…。
ソフィアAは一昨日位に飲み終わって(曖昧)
今は生理が来るのを待つ日々。
来たところで今月KLCへの通院はしないが…。
悩むのは伊藤病院。
こっちはどうしよう。
2か月後に来てくださいねー、って言われてからもうすぐ2か月経っちゃう。
一応、甲状腺の数値の確認のためにも行っておいたほうがいいのだろうけど
早起きは嫌だなぁ…、とダメっぷりを露呈してみる。
でも、来週以降に行こうと思う。
…多分。
ここ最近、
妊活らしい妊活をしていないのに
不妊治療ブログもおこがましいが、
12月は可能であればタイミングを取って、
あわせて、よりよい卵子のために
食事や睡眠に気を使っていきたいと思う。
家業の手伝いがはいるとどうしても睡眠時間が乱れるのだが
それは致し方ないのだけれど、
他の日はなるべく早く寝るようにしよう。
なるべく普通に。
穏やかな年の瀬を過ごしたいと思う。
「東京都からなんか来てるよ?」
封筒を見てみると、差出人は「東京都福祉保健局」。
不妊治療の助成金関連の話だとは思うけれど…。
開けてみると
「特定不妊治療費助成承認決定通知書」
なるものが入っていた。
あ、わざわざお知らせしてくれるんだ。
お金が振り込まれて、通帳で確認してくれっていう感じかと
勝手に思ってたわ…。
実際、「振り込みましたよー」的なお知らせはしないみたいだけど。
1回目の採卵・移植のときのものであるので
今回の助成金額は20万円。
ありがたやありがたや…。
一緒に同封されていた説明文書によると
「決定通知書交付から約30日後を目途に指定の口座に振り込みます」
ともある。
年末年始でどうなるかわからないけれども
ギリギリ年内に振り込まれるかどうか…という所かな。
前後する可能性もある、ということだし、
振り込まれることは間違いないので、のんびり待つとしよう。
まぁ、またすぐに飛んで行ってしまう予定のお金だけどね…。
3回目の採卵の分の助成金申請手続きも進めなくては。
今回戻ってくる20万円と、
申請中の15万円、
これから手続する15万円。
100万円を使おう、と最初に決めたが
現時点で半分が助成金で賄える計算になるのか。
9月からのたった3か月ばかりで実質100万円以上かかる、とも言える訳で、
何年も治療を続けていくには
肉体的にも精神的にも経済的にもタフでないといけないのだなぁ…。
年末年始は色々とお金を使うイベントが多いが、
引き続き、気を引き締めて、財布の紐も締めて行かねばね。
昨日、あるマンガの中に出てくる一節が頭に浮かんだ。
「黒い気持ちに追いつかれるな」
マンガの中では、
ある人に騙された親が、子供に対して、
その騙した相手を恨むのは自分の役目だから
子供のお前たちは前を見て光の方向に進みなさい、という意味合いで言っていた。
だから、正確な用法とは違うけど、
今の自分を発奮させるのに、いい言葉だな、と思った。
ネガティブなことはいくらでも思いつく。
病院を呪ったり
妊婦さんを羨んだり
赤ちゃんを抱いたお母さんをねたんだり
そういう黒い気持ちに追いつかれたくない。
昨夜、偶々見ていたテレビで美輪明宏の言葉が。
「いつも心象風景を明るく、楽しく。
ロマンチックに夢を描き、物語の主人公になって生活する人に、
幸運は寄って来たがるのです」
なんだかこれも、身に沁みた。
だめだった時のがっかり感が怖いから
何でもかんでも最悪のケースを想定してしまうけど
想定しててもがっかりする時はする。
そうだったら、プラス思考で明るく朗らかに過ごせた方が
精神衛生上、よろしいのだろう、と思う。
とは言え、ちょっと考えて、12月は病院を休むことにした。
12月は家業が忙しいので、夫もスケジュール的に厳しくなるかも…
という、前々からわかっていたこともあるし、
前回の助成金がまだ振り込まれていないので
採卵に臨んだ場合のお金の支払が現実的に厳しい…ということもある。
色々とタイミング的に「休んでみるか…」という感じだ。
12月はちょっとリフレッシュ。
1月になったら、また、復活することを前提で。
その間、暴飲暴食しないように気を付けよう。
まだ、がんばれる。
体外受精の3周期目だが、
終了
いたしました。
残念ながら、今回も受精卵は胚盤胞まで育たず凍結には至らなかった。
がっかり。
今回は早い段階でフラグメントでいっぱいになってしまったので
培養を中止したようだった。
ほんとうにがっかり。
色々思いは巡る。
もうやりたくない。
高いお金出して結果が出ないなんてやってられるか。
予算的にはあと1回だけど、もう辞めてしまおうか。
今まで色々我慢してきたことを思う存分やりたい。
美術館に行ったり、ライブに行ったり、お酒を飲みに行ったり。
旅行にも行きたい。
仕事も始めようか。
1年間、家にいて、マンネリ化した環境を変化させたい。
積極的な治療をやめたら、妊娠するかな。
閉経するまで、生理が来るたびに一喜一憂することになるのかな。
次はいい卵が取れるように、もっともっと努力すればいいのかな。
後悔しないように。
前向きにチャレンジしないと。
年齢はどんどん進むんだから、今が最適と思うべきなのではないか。
立ち止まっている場合ではないのではないか。
と、このように、
治療を辞めてしまいたい自分と、
最後の一回に希望を持って臨みたい自分のせめぎあい。
「今回もだめだった」という事実に、心を折られた、という状態。
どうしたって、凹む。
夫は「あと1回、がんばろう!」と言っていたが、
すぐに「うん」とは返事ができなかった。
やる気を取り戻すには、少し時間が必要だな…と思う。
続けるか辞めるか、どちらにしても
次の通院は生理3日目だから、しばし時間がある訳で、
ちょっとのんびり考えたい。
年末年始は休んで、
春になったら最後の一回に挑む…というのも頭にある。
そして、根本的なことも考える。
どうして子供がほしいのか。
そんなに子供がほしいのか。
本当に子供がほしいのか。
考える。
考える。
考える。
揺らがない決心をする…というのは難しいけど、
そうしないと、どうにもこうにも身動き取れなくなっちゃうしね…。
めそめそしてる場合ではないのだ。
B型
東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い