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もう後がない、とは思わない

不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第

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気づけば10月。

早いものだなぁ…とびっくり。
会社を辞めて10か月。
仕事を辞めてストレスが減れば子供ができるかな、なんて思ったけれど
そううまくいかなかったこの10か月。
仕事をしているとスケジュールが立てられないから
体外受精へステップアップするのを見越しての退職だったけれど
本当にステップアップすることになるとは…。
そしてステップアップしてみたら意外とトントンと話は進み
逡巡している暇もなかったように思う。

そんなこんなで、移植してからもう一週間以上経つ。

夫は「あんまり考えすぎないほうがいいんじゃない?」とは言うけれど
意識的に考えないようにすることは難しい。
どうしても、考えてしまうもの。
体調の、小さな小さな変化ひとつとっても

「これは妊娠の兆候なのか?!」

とか考えてしまったりね。
いつもはもっと胸が張って痛いような気がするけどそれを感じない、とか
何だかやたら眠い気がする、とか
空腹になるといつもより気持ち悪くなる気がする、とか。

いつもの生理前と似たような感じだけど、期待度は大きいからドキドキする。

週明けに台風が来る予報になっているが、
週明けの月曜日には判定日だ。
判定日に台風…。

めぐみの雨ならぬ台風になってくれること祈りたい。

そういえば、近所のスーパーでカフェインレスミルクティーなるものを見つけた。
朝ご飯のパンにはミルクティ、がいつもの日課だった私には
ちょっと嬉しい発見。
秋の夜長、ミルクティーでも飲みながら落ち着いて過ごすことが
肉体的にも精神的にもいいことなんだろうと思う。
やっぱりその日が来るまで緊張してはいるけれど、あくびは出る、
緊張感があるのだかないのだかわからない夜。

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先日、友人とランチをしに上野へ行ってきた。

なぜ上野なのかは、ちょうど、家と家の中間付近だったので。
ちょっと早めに会って、美術館でも見ようよー、なんて
10時に待ち合わせしたのに
すっかり月曜日だということを忘れていた。
月曜日は休館日…。
それなら動物園でも行こうか…と思ったら動物園もお休みだった…。

じゃあお茶でもしよう…ということになり
上野公園内にあるスターバックスへ入った。
メニューを見て、一瞬固まった。

「あ、コーヒー、飲めないじゃん」

と思った、すぐ後、過去にネットで得た知識を思い出して、
思い切ってレジのお姉さんに言ってみる。

「ディカフェにしたいんですけど」

スタバを普段からよく利用なさる方はご存じだと思うが、
カフェインレスのコーヒーを注文することができるのだった。
でも、メニューのどこにも書いていない。
これまでの自分だったらキャラメルマキアートが好きなのだけど
これってディカフェにできるのか?という疑問があったけど、それは不可…(笑)

「ディカフェにできるのはブレンドかカフェミストのどちらかになります。
 また、お時間を10分ほどいただきますがよろしいですか?
 出来上がりましたらお席までお持ちいたします」

それは全く構いません、ということで
カフェミストをカフェインレスで注文、という生まれて初めての経験。

ちなみに、その日の夜、また別の友人と食事に行く約束で
その場での飲み物も、当然ノンアルコールを選択するしかないが、
珈琲と紅茶しかないと困るなぁ…と思いながらメニューを見たら
ルイボスティがあった!
これはものすごいラッキーな気分だった。
珈琲と紅茶を飲めない…となるとふとした時にうろたえてしまう…。
まぁ、一杯くらいで、神経質になる必要もないと思うけどね…(^^;;

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移植後、しばらく続いていた茶オリのような出血も止まり、
ひとまず、落ち着いた日々を過ごせていると思う。
お腹の中を気にするあまり、お腹が痛いような気もすることもあるが
なるべく意識しないように努めている。

意識的にしていることと言えば
やはり、これは基本だけどもアルコール断ちと
カフェイン断ちである。

朝ご飯はパンを食べることが多いので
いつも紅茶に牛乳を入れて飲むのが日課だったのだが
移植以来、紅茶のほか、コーヒー・緑茶・コーラなど
カフェインを含む飲み物は摂取しないようにしている。
これまで妊活中だから、やっぱり色々控えた方がいいんだろうなぁ…と
漠然と思っていたものの実践できずにいたことを
ここへきて徹底している私。

やっぱり妊娠しているかもっていうのは大きいのだなぁ、と実感。

「やればできんじゃん、私!」

みたいな驚きと喜びもあったりする。
また、私の変化とともに夫にも

「そうか妻は酒を飲まないんだ!」

という自覚というか意識がきちんと根付いてきている。
おかげで、一緒に晩酌することがなくても

「(一緒に)飲まないの?」

とがっかりしたように言うこともなくなったので
こちらとしても気持ちが軽い。
友人たちと会って、みんながお酒を飲んでいても

「くっそー、飲めない!イライラするー」

とかそういうこともないし
元々、一人で家にいる時には晩酌などもしないし、
意外とあっさり禁酒できるもんなんであるなぁ。

ちなみに、不妊治療中で体外受精をしたから飲みません、
ということはさすがに吹聴できないので、
「甲状腺関連で薬を飲んでいるので」
と言っている。

嘘は言ってない。

嘘を言わずに済んでいるから、
友人たちと一緒に居酒屋にいても、苦痛でないのかもしれない。

…。

いつまで続くかなぁ…w

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昨日と今日と、それぞれ久しぶりに会う友人と会ってきた。

今日会った友人は高校の同級生の男の子で
お互いに結婚式にも招待し、招待されし…の間柄である。
その奥様が妊娠中とのおめでたい報告を受ける。
来年の3月位に出産とのことでまだ安定期ではないので
ごく一部の人にちょっとずつお知らせしていこうとしているそうだ。

「実は…今、初めて言うんだけど…」

そんな前置きで、もう、すぐに

「あ、妊娠?」

っていう予知能力(大したことない)が備わっている。

昨夜は女性4人で会食。
私は生まれて初めてノンアルコールビールを飲んだ。
意外とイケた。
私以外の3人は独身で
うち1人は全くの独身。
他の2人はバツがある。

バツがあるうちの1人は今年離婚したばかりで

「実は、離婚しました」

という報告をその場で受けた。
別のルートから「別居しているらしい」と言う話は聞いていたので
大して驚きはしなかった。
話の中で、離婚した友人たちは「でも結婚したい」と言っており
また、「親は孫の顔を見たいんだと思う」という話にもなる。

「Yの家はどうなの?」

うちは、子供は欲しいんだけど、こればっかりはねぇ。
中々、生殖活動ばかりは努力ではどうにもできないし…。
なんてことを言ったら

「それはすごいいいことだ!
 生殖活動してるんでしょ!
 そういうのがない夫婦だっているし
 夫婦二人ともがそういう気持ちだっていうのは奇跡だよ!
 大丈夫!
 子供出来るよ!
 もしできなくてもあなたたち夫婦は大丈夫!」

と力強く言われた。
若干酔っぱらっているから仕方ないけど声がでかい(笑)

その彼女には不妊治療をしているとは伝えていないから
「生殖活動=セックス」ととらえているとなると
もはや体外受精にステップアップしている私たちは
いわゆる「生殖活動」から離れてしまっているのだけれども
それはまぁ、置いておこう。

もしできなくても、大丈夫。

「できない」という可能性は今のところはあまり考えたくはないけれども
いつかは考えざるを得ないこと。
それでも「大丈夫」と太鼓判を押されたので。
私たち夫婦は、きっと楽しい老後を送れると思う。
そんな後押しのようなものも感じた夜だった。

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移植して、昨日の今日であるが、
さっそく、不安。
初めてのことであるし、
できればもうこれっきりにしたいし、
そりゃ不安だよねってところなのだが
なんとなく出血中。

鮮血がボタボタとかそんなんではないし
お腹が痛いっていうのでもないのだが
生理前の茶色いオリモノに似ている。
お腹が痛いっていうのでもないと言いつつ
「出血してる」というのを確認してしまうと
「おなかが実は痛いんじゃないか」という錯覚が起きる…。
痛くはないけど、なんか痛い気がする…という
人には伝わりづらい、訳のわからない状態である。

特に安静にしていなさい、という指示もないし、
(激しい運動は不可、との指示はあった)
移植後に看護師さんから
「カテーテルを入れたから出血とかがあるかもしれないけどあんまり気にしないで」
とも言われたし、
あんまり深刻に考えないようにしたいとは思う。
一応、今回は、普通に行動してみようと思う。
もし今回、妊娠に至らなかった場合
次回は安静第一を心がけるようにしてみるように検討。
その辺は夫にうまく伝えないと
ただ単に「サボりたい妻」に思われるかもしれない…。

あぁ…これまでのタイミング法とは比べ物にならない位
緊張感のある高温期だ…。
この緊張感が報われるといいなぁ。

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朝、緊張の受精確認、再び。
9時30分から10時の間に連絡するようにとの指示だったが
昨日のことがあるので、やや早めに電話をしたらすぐにつながった。

「Yさんですね。少々お待ちください」

保留にされてしまった。
あんまりいい結果じゃないのかなぁ…と不安になっていたら

「お待たせしましたー」

と保留解除後の声はなんだか明るいように聞こえた。
これは…。

「昨日受精できているかどうかわからないということだったんですが
 今朝確認をしたら分割していましたので、移植できます」

よかった…。
第二関門クリアーである。
本日12時30分ころに来院するように指示を受け、
あわせて培養室から受付(会計?)に電話がまわされ、
本日の支払金額の目安を教えてもらった。
多くて17万円とのことだった。

それから準備をして、いざKLCへ。

12時12分 受付完了
 いつもの再診受付のある4階ではなく直接9階の受付へ。
 そのまま9階待合室でひたすら待つ。
13時35分 培養士さんとのお話。
 移植方法の書かれた紙をもらう。
 また今回の受精卵の状態について書かれた紙も見せてもらう。
 その紙は移植後に写真などと一緒にもらえるらしい。
 その後、また9階待合室でひたすら待つ。
15時37分 モニターで表示されて8階のリラックスルームへ移動。
 排卵の時と同じようにカーテンで仕切られた小部屋で
 術衣に着替えて、しばし待機。
16時27分 移植終了。4階会計へ移動。
16時50分 会計まで含め、終了。病院を出る。

今日は4時間超コースだったが、待ち時間が長かった…。

移植胚の評価は細胞数「6」で、グレードは「2」だった。
培養士さん曰く
「グレード1~3については妊娠する確率というのはあまり変わりありません。
 単に、移植した時の受精卵がどういう状態だったのかと言うのを示す
 目安だと思っていただければいいです」
だって。
とは言っても、やっぱりいいグレードに越したことはないが…。
ちなみにグレード2というのは
「細胞の形態が均等だが、わずかにフラグメントを認める胚」と書かれている。
フラグメントってなんぞ?と思って、そのまま待合室で検索したりしてた。

移植の際の手術も採卵の時の手術室と同じ。
左側にあるモニターで受精卵の映像を見て
それを子宮内に戻すのに、右側のエコー画像を見て
看護師さんから「これですよ」と指差されながら確認。
終わった後に、先生から(若い感じの男性。例によって名前もわからん)
「これが移植した胚です」みたいなことを言われながら
エコー写真と受精卵の写真ももらう。

その後にカーテンの小部屋でしばらく安静にして
トイレで出血がないかを確認。
なんでもなかったので、そのままお会計して終了、となった。

お会計は
培養:21600円
胚移植:75600円 の合計 100368円だった。
聞いていたのよりだいぶ安くて助かったけど
感覚が麻痺しているような気もする…。
そろそろ助成金申請のことについてもちゃんと確認しなければ…。

そういえば、子宮内膜の厚さは6ミリだった。

これって薄いんじゃなかろうか…。
まぁ、それはもうしょうがないし、
処方されたデュファストン72錠を飲んで
なんとか子宮内環境が整ってくれることを祈ろう。

判定日は10月6日。

その間、どう過ごすのがいいのか色々検索してしまうが
いつも通り、でも若干のんびり目に過ごすのがよさそうだ。
お酒や飲まず、カフェインも極力取らずに行こう。

第3関門も突破できるように、祈る。

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昨日採卵をして、今日は受精確認の連絡をする日。

培養室に直接つながる専用ダイヤルへ電話をする。
14時ぴったりに電話をするとすでに通話中。
なんどかリダイヤルするも変わらず…。
ライブとかのチケット取りを彷彿とさせるなぁ。
ちょっと時間をおいて、14時15分くらいに掛けたら繋がった。

緊張の瞬間。

「Yさんですね。
 昨日1個採卵できたんですよね。
 主人の精子は、遠心機にかけて、振りかけ式で行いました。
 それで、今朝なんですが受精の確認ができなかったので
 様子を見て、この後、分割するかどうか確認します。
 また明日もう一度、こちらの電話番号に連絡をください」

はぁ…まじすか…。(心の声)

「明日、移植を予定されていますね?
 
 明日分割が確認ができれば、移植を行いますのでご来院ください。」

ということで、受精確認の結果は明日の朝まで持ち越しとなった…。

そんなことってあるんだねぇ…というのが率直な感想。
電話が終わった後、
色々検索すると結構な人が同じようなことになっているみたいだった。
結果は「だめでした」と言う人もいるし「大丈夫でした」と言う人もいるし
当然、私としては後者の方の話を大いに参考にしたい所ではあるが
こればっかりは明日になってみないとわからない…。

一応、甲状腺の数値だけは伊藤病院を紹介されたという経緯があるが
それ以外のところについては、私にも夫にもこれと言った不妊要因がないので
案外、簡単にいけるでしょう、なんて思ってたけど
現実はそうそう甘くはない、ということだろう。
もちろん、明日、「大丈夫でした」という可能性も十分あるのだけれど
これまでの生理が来るまでに数日間の時のような
「だめだったらショックが大きすぎるから、あまり期待しないでおこう」
という心情が働いてしまっている。

でもやっぱりうまくいくように期待したい。
今日、お墓参りに行ってきたのだが
ご先祖様に助力をお願いしてきた。
こんな時ばっかり頼んで申し訳ないが、
神でも仏でもすがれるものにはすがりたい気持ち。

明日、普通に移植ならば万全の体調で臨みたいところだけど
うまく眠れるだろうか、心配…。

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女性
自己紹介:
1979年(昭和54年)生まれ
B型
東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い
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