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もう後がない、とは思わない

不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第

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先日、KLCにて紹介状を書いてもらった内科へ行ってきた。

TSHという甲状腺刺激ホルモンの値が基準値よりも上だったためだ。
その数値が高いと流産しやすかったりするとの説明。
病院についてはKLCより
「内科についてはこちらで指定させてください」
ということで表参道にある伊藤病院に行ってきた。

甲状腺と言えば伊藤病院!

というほど有名らしい。
某サッカー選手のパセドゥ病の手術をしたのはここの病院なのではないか
という噂まであるらしい…(ネット情報なので真偽のほどは不明)。
でも、有名と言うのは確かにそうなんだろうな、というのが、来院患者の多さ。
かなり広い待合スペースではあるのだけれどそこの椅子はほぼ満席になってしまう。
診察券を通すと「○○人待ちです」という表示がされる機械まである。
携帯から専用サイトで確認することもできるようなシステムがあるので
待ち時間の間に外出してお茶をしたりすることもできるようになっている。

そんな訳で、今日はだいぶ待ち疲れ…。

午前9時前に到着し
受付で初診申込書や問診票、上記のシステム等の説明、
1回目の問診、
採血、
超音波検査、
2回目の問診、
会計、
薬の受け取り、
終了したのが12時44分。
長かった。

所で、検査結果だけれども
KLCで基準値を超えていたTSHの数値は今回、基準値内だった。
その他、甲状腺に関する様々な数値もすべて基準値内。
超音波検査も問題はなし。
しかし、TSHは変動することもあるようなので
「不妊治療中でなければ問題ありませんよってことになるんだけれども
 一応、お薬出しますので、そちらを飲んでください。
 それで一カ月後また来てください」
ということになった。
そしてもっとも重要なことだが
「不妊治療は続けていただいても問題ありません」
ということ。
それはひと安心。

憂鬱なのは一カ月後またこの待ち疲れを体験しなければいけないということ位…。

処方された薬は甲状腺ホルモン剤「チラーヂンS錠」という薬。
一日一回、起床時に飲むように、との指示。
起床時は吸収がよい、とのことだった。
一日一回というのは楽でよい。
「今日はこのあとすぐ飲んでしまってください」
とも言われたので、病院ですぐ一錠飲んだ。
もらった資料によれば、妊娠中や授乳中でも
「勝手に服用を中止しないでください」という記述もあった。

ちなみに、今日は周期28日目。
生理がまだ来ない。
今日来てくれれば金曜日、つまり平日にKLCに行けたのに
このままでは三連休にぶち当たって混雑なのではないかしらん。
今週は家にいるのの次に病院にいる時間が長い気がするなぁ。
伊藤病院はそれこそ老若男女たくさんの人がいたけれども
KLCの場合はある程度年代は絞れているから
多少、待ち時間は少ない…はず…という期待をもって、
生理が来るのを待つ。

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今日は病院へ行ってきた。
結構な長文になるが、今日の一部始終を記録する。
これまでブログで病院名は書いていなかったが
特に隠すことでもないので今回から記すことにするが
加藤レディスクリニック、通称KLCを私は選んだ。

今日はそのKLCでの初診。
夫も同行。

予約の時間よりは若干早めに到着したが
厳密に予約時間からじゃないと受け付けてくれないとかそういうことはなく
すぐに私は血圧測定と採尿へ。
夫は採精の呼び出し待ち。
その待ち時間の間、名誉院長の著作『不妊治療はつらくない』を進呈されたので読む。

夫が採精に行ってしまった間に私は一人先に院長先生の問診。
「Yさん、12番の診療室にお入りください」
という呼び出しアナウンスが流れるので、そこの扉を開けても誰もいない。
受付の人に改めて
「Yさん、11番ですよ」
って言われた。
聞きまつがい……(恥)
問診の後は診療で、おなかの様子を見てもらう。
卵巣が腫れているとの指摘あり。
これまで特に気にしたことはなかったので
「排卵後の影響で、ちょっと腫れているだけかもしれませんね」とのこと。

その後、採血。
採血の順番待ちの間に、夫が採精室から出てきた。
感染症なども調べるために結構たくさん血を抜かれた気がする。

採血してからその検査結果を待つのに1時間位あくので
これまた病院の指示にてビル11階にあるストークラウンジへ。
パソコンで不妊治療・体外受精に関する基礎知識やスケジュール等が勉強できる。
どこの不妊治療専門病院もこんな風ではないと思うが
お金かかってるなぁ、というのが正直な印象。

最後に、夫婦そろっての問診。

その時、また「Yさん、12番の診療室にお入りください」って言われた。
私は自分の耳が信用できなかったので、夫にも確認したが
「12番って言ったよ」
というので、再び意気揚々と12番を開けると、またもぬけの殻。
まさか…と思うが確認すると「Yさんは11番ですよ」と言われた。
なんで?
私たちの耳がおかしい?(笑)

気を取り直して、11番へ入室。
夫の成績検査の数値と私の血液のホルモン値などの数値が書かれた紙をもらった。
かつ、初めて夫の精子がうようよ泳いでいる画像を見せてもらった!
新鮮!
一応、以前、夫が精液検査をしてから1年以上経過しているし
セカンドオピニオンの意味も込めて、今回検査したけれども
相変わらず、夫の精子たちは優秀であった。
そこはひと安心。

ただ。

「Yさんの血液検査ですが
 『TSH』という数値、甲状腺に関する数値なんですけども
 この数値がちょっと高いんですね。
 この数値が高いと、妊娠しづらいということがあるので
 内科へ紹介状を書きますので、そちらへ行ってください」

という、これまで色々な検査をしてきて
初めて不妊の原因になるようなことを指摘された。
前の病院では何も言われたことはないのだが、
たまたま引っ掛かる数値じゃなかったからなのか?
それは確認のしようもないけれども…。

と言う訳で、
紹介状を書いてもらい、今度の水曜日にその病院に行くことになった…。
それでもそんなに異常な数値でもないようなので
「内科へ行ってもらって、おそらく問題はないかと思うので
 同時進行で進めても問題ないと思います」
とのこと。

その後は看護師さんから今後のスケジュールなどの説明を受けたり、
受付の人からお金面の説明を受けたりして、
それからお会計へと進む。

夫の保険での支払いと、私の保険での支払いと、私の自費での支払いの3種類あり
「合算できないので、それぞれお支払お願いします」
と言われた。
夫→1160円
私(保)→4970円
私(自)→21254円
今回、夫の精子を凍結はしなかったので、
もし、凍結をお願いしていた場合にはプラス2万円位上乗せになったはず。

以上、待ち時間も含めて所要時間は2時間半くらい。
初診だから比較的サクサク進んだ方なんじゃないかなぁと思う。
再診は予約制ではないのでちょっと不安。
次回は生理3日目に行く予定になっているが、これが土日に重なってしまうと
ちょっと憂鬱かもしれない…。

それにしても、
不妊治療専門だから当たり前と言えば当たり前なのだけれども
たくさんの人がいた。
以前の病院は普通の婦人科だから
みんなが何の症状で通院しているかはわからなかったけど

「あ、そうだ。みんな子供がほしくてここにいるんだなぁ…」

と当然のことをしみじみ思った。
本当にたくさんの人がいて、みんながみんな自分の周期で自分の治療をしているのだから
今隣に座っているこの人も
一緒にエレベーター乗ったあの人も
もう二度と会うことはないかもしれないけど
心の中でガッツポーズをしてエールを送った。

今日は長い一日だった。
でも、なんだか充実していた一日だった。
検査しただけなんだけど、新しいことをしたら前向きな気持ちになった。

まずは甲状腺の心配を取り除かねば!

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ついに明日。
初めての体外受精へのステップアップのための通院。
言い様もない緊張感が私を包んでいる。

明日への準備として
病院から指示のあった問診票の記入をした。
これで万事オッケー!

が。

この問診票が曲者で。
というか、私自身がいい加減かつ大雑把だからいけないのだが、
過去の治療歴の記入をするのに、内容に自信がない。

ヒューナーテストが良好だったかとか
卵管造影検査が良好だったとかは覚えているし、
夫の精子検査の結果は数値として資料を持っているのでなんてことないが

「タイミング療法をうけたことがありますか?
 自然周期によるタイミングの回数 最後に施工した日は?
 卵巣刺激周期によるタイミングの回数 最後に施工した日は?」

ここが問題。
回数なんて数えてない…。
みんな数えているものなの…?
卵巣刺激周期って、排卵誘発剤とか使ったっていうこと?
というか、そもそもステップアップするかどうかなんてわからなかったし
結果として妊娠すれば回数なんてどうでもよかった訳で、
厳密に「今周期は何回目のタイミング指導だわ」なんて認識してなかった…。
元々通院していた病院の紹介状とかがあれば話は別なのだろうけど
フェードアウトしてしまったからなぁ…。
病院に通い始めた時からブログをつけておけばなぁ…と後悔先に立たず。

きっと病院側としては一回だろうが二回だろうがあまり関係ないのかもしれないけど
それによって治療方針が変わってきたとして
困るのは多分、私自身…。
一応これから以前の病院の診断明細書をまとめて明日持っていこうと思う。
それから飲んだことのある薬の名前だけは書きだして持っていこう。
今現在の体の状況を診断してもらって治療にあたる訳だから
意味ないかもしれないけど、備えあれば憂いなし。

体外受精に関してはちゃんと記録していこう…。

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いよいよ通院開始が明後日に迫る。
夫に病院のホームページを見ておくように伝えたが
「今度一緒に見よう」
と言われて、気づけばそれっきりだった…。
明日、絶対、見せなくては。

私はきっと不妊治療に関する知識は少ない方だと思う。
もちろん、不妊治療をしていない人よりは持っていると思うけども…。

9月、初めての病院で、
それから二度目の通院は、何の目的で、いつ行くのかとか
正直、さっぱり見当がつかない。
そのため、9月の予定が今現在、さっぱり立てられない。
治療が最優先なので当然と言えば当然だけれども…。
友人からお誘いがあっても
「行けたら行く」
という
「それって『来ない』っていう意味なんじゃね?」
と思われかねない返答をせざるを得ない…。

仕事をしていて、外出する機会が多く
かつ、自由になるお金もあった時では
お酒を飲みに行くことも多くあった。
それが最近は、ぐっと減った。
家にいる分にはもともと飲まないし、
夫と一緒でも「自分はいらない」と言う状況に。
無理やり我慢してイライラしたりしてる訳でもないので
心身ともにいい傾向なのだと思う。

体外受精の時の過ごし方なんかは
これから自然と身についていくものなのかもしれないけれども
きっとこれまで通りではいられないんだろうな。

色々変わる9月になる。

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せきららな話ではあるが、
性交痛について。
ざっくり分けて二種類の性交痛があり、
入口付近の痛みか、奥の痛みか。

昔、お互いのスケジュールがなかなか合わなくて
結構しんどい状況でむりやりにタイミングを取っていた時なんかは
夫の盛り上がりがいまいちで射精までに時間がかかってしまって
私の方もそれにつられて盛り下がってきて、
入口が擦れて、痛い…ということもあった。

それはあまり深刻にはとらえてなかったのだけれども、
ここ最近、奥が痛い…。

奥の方の痛みというと、色々な病気が考えられそうで怖い。

すっかり「性交痛」で検索魔になってしまっているが
よくある原因として一番に挙げられているのが「子宮内膜症」だ。
以前通院していた時にはそんな診断を受けたことはないが、
このブログでも書いたが子宮がん検診の時に
「子宮内膜症の気があるね」
みたいなことを言われたので、
ここ数か月で子宮内膜症の症状が悪化してしまったのではないかと戦々恐々。

あと、自分自身で思い当たる原因としては
いつもの「便秘」。
「性交痛 便秘」でも検索している(笑)
実際に同じような人もいるみたいで、
それで安心しちゃうのもどうかと思うけど
自分自身としては子宮内膜症より便秘が原因であってほしいという気も。
どっちも放っておいたらよくないのはわかっているんだけどね…。

いずれにしても来週は病院に行くから、
その時に相談してみよう。
体外受精を進めるのだから必ずしも膣内射精が必要ではなくなるのかもしれないけど
なんとなく夫がしょんぼりしてしまいそうなので
体内は元気なことに越したことはない。

でもやっぱり痛いのはトラウマになるのか、
ちょっと引け腰になってしまうものだね…。

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ブログのテンプレート(PC版)を変更してみた。
気まぐれに変えたので、
また気まぐれに別の物に変えてしまう可能性もあるが…。

このテンプレートを採用した理由としては
ひとえに猫への愛である。
猫は飼ってない。
飼えないゆえの猫愛。
きっとこういう類の愛は猫は嫌がるんだろうなぁ。
そういうつれない所もまたいい。
猫。

猫をひたすらめでたい時に見るサイトがある。

http://nekostagram.com/

ひたすらに猫の写真ばかり。
プロの人が撮ったものではなく、
一般の人たちがinstagramに投稿した猫画像ばかりがあつまっているので
決して美猫たちばかりではないが
ぶちゃ猫たちもひたすらにかわいい。
今日のお気に入りは、
寝床とかからはみ出して、右手(前足?)だけぴーんと伸ばして眠る猫。
複数いる。
片手(しつこいようだが前足?)だけ伸ばして寝るのって楽なの?

死ぬまでに一度は猫と暮らしてみたい…。

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胸が痛い。

恋?

当然そんなんでなくて、
物理的に胸が痛い。
毎月恒例の胸の張り。

張り、と言っても、大きさはあまり変わってないように思うが
中身(?)が痛いので横向きで寝ると気になってしまう。
体温はそんなに上昇している訳ではないけれども
胸が張っているということはやっぱり排卵後なんだろうね。

夫は
「胸が張っているのはいいことじゃないか」
と言うのだが、
それは別に大きさ云々の話ではなく(笑)
妊娠しているかもしれないじゃないか、という期待からくるものらしい。
さすがに今回はないと思う、という私は
「胸が痛いのが何がいいことか!」
とプチイラっとくる瞬間だったりする。
ごめんね、夫。

今日は私の実家で、私が夕ご飯を作ってみんなで食べた。
夫も一緒に。
私と姉がキッチンにいる間、夫はずっと甥っ子と遊んでいてくれたので
その姿を見た姉が
「夫くんはいいお父さんになりそうだね」
と言ってくれた。
それを後で夫に伝えたら
「なれたらいいねぇ」
と言っていた。
本当に。
なれたらいいねぇ。

一週間後には通院開始。
もうカウントダウンだけど、やっぱり緊張する。

そろそろ問診票をちゃんと記入して準備しなくては…。

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1979年(昭和54年)生まれ
B型
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