もう後がない、とは思わない
不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第
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今朝、KLCに凍結確認の電話をしたけれども
「残念ながら」
と言われてしまった。
名前を伝えて保留にされちゃったし
しょっぱなから嫌な予感しかしなかったけれど、
やっぱり、実際に現実を突きつけられると悲しい。
桑実胚までは行ったらしい。
桑実胚で移植をする病院もある、というのは事前に調べていたので
「桑実胚を移植できればよかったのに」という思いが湧く。
電話の後、色々検索魔になっていたのだけれど
「KLCの培養技術で育たなければ妊娠しない」
的なブログ記事を見つけて、
結果として移植しても着床はしなかった卵なのだ、と
自分を慰めることになった。
昨日は「暇だ」みたいなことを書いたけれども、
暇とか言ってないで、少しでも質のいい卵が取れるように
何か別の努力を始めないといけないのではないかしらん。
夫と話をして、
助成金が戻ってくることや、貯金額を計算して
「あと2回くらいかねぇ…」
という話になった。
今回みたいに、採卵しても移植に至らなかった場合でも
助成金申請の対象になる。
今回のようなケースは15万円助成される。
先立つものがないと通院できないのは当然なので
強制的に治療終了となる。
心の整理がきちんとつくか、本当に心配。
泣いて暴れまわったって赤ちゃんができる訳でもなければ
お金が降ってくる訳でもないし、
いつかはやってくる、その日。
電話を切った直後と、夫に報告した直後には涙に暮れてしまったけれど
あと2回、
それがだめなら、夫婦二人で楽しいことが待ってると思うしかない。
次は生理3日目の受診予定。
採卵からまだ一週間も経ってないのね、という事実にもびっくりする。
なんだか時がゆっくり流れているような気がする。
こういう言い方も変なのだが、
暇
である。
暇と言っても、妊活上での話だが…。
アルコールやカフェインを控える生活は引き続いているけれど
通院もなく、ただ待つだけの状態が
なんだか宙ぶらりんに感じてしまっている。
明日、もし凍結できていた場合。
次の通院は次周期10日目の予定。
いつ移植するのが適当かを見る、ということだった。
もし、凍結できていなかった場合。
次の通院は次周期3日目の予定。
つまり生理三日目。
新たな採卵に向けて動き出す…ということだ。
いずれにしても、すぐに何かやらなきゃ…っていうことはない。
ピルを飲みきることくらい。
これが一番重要かもしれんけど。
そういえば、今年の2月に妊娠報告を聞いて
8月に結婚式に参列してきた友人が男の子を出産した。
母子ともに健康、とのこと。
あやかりたいもんだねぇ、と夫といっしょに写真を眺める。
今日、姪っ子が文化祭でクラスの合唱の伴奏をするのを見てきた。
夫も一緒に。
小さな赤ちゃんを連れた保護者の姿もチラホラあって、
やっぱり赤ちゃんの姿を見ると、顔がほころんでしまう。
愛想のいい赤ちゃんだとなおさら。
自分に子供ができないことよりも
夫に子供ができない、ということが悲しく感じる。
明日、凍結できてるといいなぁ。
ブログを書く時間がなかった。
20日の月曜日の出来事。
まず、10時に大学病院の形成外科へ赴く。
早めに行こうと思って9時30分くらいに到着するも
なんやかんやで時間は押して、医師に診てもらえたのは11時ころ…。
でも、待つのは慣れてるっ!!!!!
さておき、
右のエラあたりにできたしこりのようなものだが、
特にMRIやCTを撮ることもなかった。
顎回りなどいろいろ触診された結果
「おそらく、リンパ節だと思うんですよねぇ」
とのこと。
リンパ節の腫れ。
結局の所、このシコリの正体は
「手術をして、取り出して、見てみないとわかりませんねー」
とのことだった。
悪性の物の場合は、もっとゴリゴリにシコリができたりするらしい。
ひとまずは経過観察ということで
もし大きくなるようだったら、また診せに行く、ということになった。
ちょっぴり拍子抜けだけど、
速攻で「手術します」とか言われなくてよかった…。
そして、同日の14時。
今度はKLCへ受精確認の電話をしなければならない。
前回大丈夫だったし、大丈夫だよね…という希望的観測から
あんまり緊張もせず、電話連絡。
結果、OK!
前回と違い、今回は一発で確認できた。
電話も保留にされなかったし。
よかったよかった。
今度は胚盤胞まで育てて、凍結するという流れになるので
次は26日に凍結確認の連絡をすることになった。
その間、処方されたソフィアAは飲みきってくださいねーとの指示も。
あとはきちんと育って、きちんと凍結できるように祈るのみ。
あと、もう一つ。
今日、郵便局へ行って、不妊治療助成金申請の書類を提出してきた。
昨日、役所で戸籍謄本と住民票もとってきたし、
夜のうちに、夫と内容を確認し、
それぞれ署名捺印も行った。
これでサクサク手続きが進んでくれれば3か月ほどでお金が返ってくることに。
年内は…ギリギリかなぁ…。
今回のお金が返ってくることを前提に
挑める治療はあと1~2回くらいだなぁ。
今回の卵で妊娠できたら
治療費をそのまま出産費用に充てられるのに。
ちなみに今日、下期の健康保険料の支払用紙が届いているのを確認した。
お金には羽が生えている。
採卵日だった。
7時25分頃に到着したら、もうIVR受付は始まっていたのでサクッと中へ。
前回の採卵日の時には7時30分に来てくれ…と言われたけれども
結局受付で並んで、受付が7時45分くらいだったのに
今回は一人しか並んでなくて(ていうか並んでない。その人が受付中)
とってもスムーズ。
前回よりも早い時間での受付になった。
7時25分 IVR受付。私は8階、夫は9階へ移動。
7時38分 8階で手術衣に着替え終わり。
8時15分 看護師さんから声がかかってトイレ
8時55分 採卵終了。安静期間も終了。
9時00分 9階で夫と合流。
9時45分 培養士さんとのお話終了。
10時25分 診察終了。
10時50分 お会計終了。
そういえば、出すもん出してくれれば…な夫は
結局、医師との診察まで聞いてから出かけて行った。
11時の電車に間に合ったようで何より。
今日の採卵の時、私の控室はナースステーションの近くで
看護師さんたちの話し声が聞こえてきた。
どうも今日は採卵の人は少なかったらしい。
「え、少なーい!」
という驚きの声が聞こえてきた。
受付がスムーズだったのはそのおかげか。
卵は1個。前回と同じ。成熟卵。
前回は右の卵胞のみだったが
今回は左右、両方から採取したんだけど
片方は空胞だったのかね、残念。
無駄に痛かっただけか、ちっ。(舌打ち)
2回目だからさすがに緊張感は薄れたけど、
痛いものは痛い…。
例によって我慢できないほどではないが、思わず力が入るレベルではあった。
夫の方も、精子はいつものように元気。
これも前回同様、「おそらく振りかけ式」で
最終的は判断は培養士さんへお任せするということに。
医師とのお話ではまた初顔合わせの男性医師。
今回は胚盤胞まで育てるので、今周期の移植はなし。
ソフィアAという薬を渡される。
ピルということだ。
夕食後に一錠服用、12日分。
クロミッドを飲んでいるのでその影響があるから
生理周期を整えるためとかなんとかかんとか(記憶が曖昧)。
これで、私が今飲む薬は3種類になった。
甲状腺のチラーヂンと、今日の採卵による抗生物質と、そのピル。
なんだか飲み忘れたり、間違えたりしそうで怖い。
チラーヂンは毎朝起きたてに、
抗生物質は三食後に、
ピルは毎夕食後に。
全部飲むタイミングが異なるので、やや混乱。
本日のお会計は以下の通り。
採卵消耗品費用 40,000円
採卵、精子調整~採精、その他薬など諸々 185,514円。
合計 225,514円也。
2回目の採卵だから、若干採卵費用は減額された。
前回も思ったけど、お金があっという間に飛んでいくから
ほんと、これっきりでお願いします!!!!!
明日は14時に受精確認の電話をする。
その前に、10時から大学病院に顔にできた謎のシコリを診てもらうので
さすがに14時まではかからんだろうと思うけど、
一応、携帯に電話番号を登録して、いつでも連絡できるようにしておこう。
あと、飲み薬が増えちゃったから、大学病院にもその件伝えねば。
今回もきちんと受精してくれますように!!!!!
明日の来院時間の確認である。
できれば、朝いちがいいなぁ、と思ったものの
「7時45分にいらしてください」
うーん。
微妙!
まぁ、早い方だから良しとするしかない。
夫には出すもん出して帰ってもらえばいいし…と思いきや
「採精の後、結果が出るまで、30分から1時間くらいはお待ちいただきます」
とのこと。
前回の採卵時には時間制限がなかったから意識してなかったけど
結構、時間かかるのね…。
培養士さんと話をしてから、夫解放…ってことになるのかな。
前回のタイムスケジュールをブログで見返してみたら
10時くらいに培養士さんとの話が終わっている。
採卵に関しては、あんまり土日とか関係ないのかもしれないけど
日曜日だと結構混むのかしら。
できれば夫は10時に新宿駅にいられるくらいの時間で解放してあげたいのだが。
こればっかりは明日、その時になってみないとわからないね。
それと、前回7時30分に来てくれ、と言われて25分くらいに到着したら
結局IVRの受付が終わったのが7時45分だったので、
今回も同じくらいに行けば、いい感じの時間で動けるかなぁと目論見中。
昨夜0時にスプレキュアは忘れずに噴射。
前回やったときは噴射後、頭を後ろに傾けすぎたから
喉に薬が流れてきて、苦いこと苦いこと…。
今回は、その反省を生かし、あんまり流れてこないように頭の角度を調整。
若干の苦みで済んだ。
それと、先ほど18時、座薬注入完了。
入れる前に慌てて自分の右手の爪を切った。
直腸を傷つけたくないように…(笑)
最後に、余談。
夫が言っていた。
「前回の採精の時、パソコンが壊れてたんだよー」
パソコン。
そう。
採精室のAVが見られるというパソコンである。
「何が流れてるのか、結構楽しみにしてる。
だからパソコン直ってるといいな」
夫なりに、前向きに楽しんでやってくれてるみたいでありがたい(笑)。
昨夜、日付を超える前に布団にもぐったものの
なんやかんやで眠れず、睡眠不足になった。
5時起き。
正味4時間くらいの睡眠だろうか。
私はできればいつも8時間寝たい。
夫には「そんなに(睡眠時間は)いらないだろう」と言われるが、
私には必要なんである。
閑話休題。
そんな訳で、早々と支度もできたので、早めに家を出たら
KLCには6時45分頃到着してしまった。
今まで最速。
平日と言うこともあり、さほどの人数ではないからか、
初めて4階のフロアで行列の最後尾に着くことができた。
いつも階段まで行っちゃってたからね。
7時31分 受付。番号は20番台。すぐに10階へ移動。
7時36分 採血終了。5階へ移動。
8時10分 内診終了。
8時25分 診察終了。
8時40分 処置室で看護師さんとのお話終了。
8時50分 助成金申請書類の作成代を支払って終了。その他の会計はなし。
すごい。
受付から2時間かかってない。
9時前に終わったのって初めて!
今日は色々とものすごくスムーズだった気がする。
唯一の難点は、今日の採血は何だか痛かった…。
内診も診察も中国系の女医さん。
前に見てもらった女医さんとは別の方だと思うが、
この病院は中国系のお医者さんって多いのね。
卵胞は2つあるって言われたような気がする。
(「気がする」ってのは自分の内診時の聞き取りの曖昧さから来る自信のなさ)
これまでずっとタイミングを計ってた時に通ってた婦人科では
いつも右の卵胞しか育ってないようなことを言われてたんだけど
左の卵胞も育ってるのかな?
なんか期待が膨らむ。
採卵は2日後の19日となった。
一応、「20日にMRIとか撮るかもしれないんですけど…」と聞いてみたら
「問題ないです」との返答もいただき、色々安心。
処置室では、前周期と同様に今夜の点鼻薬(スプレキュア)の説明と
座薬の受け取り、それと採卵時間確認のための電話連絡についての説明等々。
今回の点鼻薬をする日時と座薬を入れる日時は
前回の時とタイミング的には同じなので、
おそらく、また早い時間の採卵になってくれるのではないかなぁと期待。
その日、夫は同業者仲間と遠方に泊りがけで出かける予定なのだが
夫本人が
「精子は取れたて」
にこだわったがために、当日遅刻して、後から追いかけることになる予定。
まぁ、採卵できれば、夫には出すもん出して(失礼)いただければいい話。
お互いに予定をやりくりして頑張る不妊治療。
今回こそ、いい結果がでるといいなぁ。
まずは今夜、点鼻薬、忘れずに噴射!
差出人は
「加藤」
とあった。
誰だよ、加藤って。
て思ったが、
「KLCの加藤さんか!」
と思いなおす。
先ほど再配達して受け取ったが、思った通り
KLCからの書類が返送されてきた。
不妊治療助成金手続きのための受診等証明書である。
1週間から10日位かかります、と言われていたけれども
1週間も掛からずに到着。
早い早い♪
これで住民票と戸籍謄本を取りに行って、
この受診等証明書のコピーもとって、諸々記入すれば完了だ。
今年中にはお金戻ってくるかな♪
私の場合、対象となる支払いは370,154円。
今回の治療ステージはAなので、20万円が戻ってくる予定。
大きい!
これは大きい!!!
治療を少しでも長く続けるための大切なお金である。
後ろ向きになっている訳ではないけれども、
夫婦二人で
「もし、二人きりで生きていくことになってもきっと楽しいよ」
なんて話も出た。
「そしたら、いろんなところに行こうよ」
色々行きたい所はあれど、
今年は治療にお金もかかるし、我慢の1年なのだ。
今年、子供ができても、できなくても
自分が納得いく終わりに向けて、心を準備していこうと思う。
明日は卵胞チェック。
B型
東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い