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もう後がない、とは思わない

不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第

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先ほどクリーニング屋さんにどなたかと間違われて
「これから赤ちゃん迎えにいくのー?」
と聞かれた。
「まだいませんよ~」(汗)
とそんなやり取りをした夕暮れ時。

今後のことを夫に話した。
今後のことというか、私の希望を。

1 病院は転院する。
  転院先で、改めて一通り検査をしてもらう。(二人とも)

2 転院するには、今までと同じ治療をするのは時間の無駄だと思うので、
  ステップアップ(体外受精)をしたい

3 そのための資金は信用金庫へ定期で預け入れている100万円を解約して充当したい。

4 基本的に、その100万円だけで、体外受精は終わり。

これについては夫の反対はなかった。
体外受精そのものについて、元々「そこまでして…?」という気持ちのある彼だったが
私が希望する場合には、その限りではないようだと、少し安心した。

体外受精についてはお金が無尽蔵にある訳でもないし、
長引いてしまえば、きっと精神的にもしんどくなり
夫も「二人の生活が壊れてまでは」ということなので、期限を切ることにした。
辞め時を設定しておく。

どこの病院にしようか、というのが当面の問題だが、
某有名不妊治療専門病院のドアをたたこうかと検討している。
遠方から2、3時間もかけて通院されている方もいらっしゃるようだが
私の場合は往復の交通費だけでも500円でおつりがくる程度。
その点でも、かなり恵まれた環境なのだと思う。
風しん抗体検査の結果によっては予防接種を受けるので、
その状況によって通院スタートの時期を決めようと思っている。
(当然のように人気のある病院なので初診予約もすぐには取れないので)
その前に、説明会の開催があれば夫を伴っていきたいとも思っている。

最近ニュースで、女性都議が男性都議にセクハラ野次を受けたというニュースを見て
ちょっとイライラする。
なんか「あぁやっぱりそういう問題について本気で取り組む気は更々ないのね」という
本音を見た感じ。
不妊治療をしている女性に優しい社会になって、
小さな子供を育てながら働いている女性に優しい社会になって…っていうのは
まだまだ先の話なのだなぁと思う。

そう思うと、自分がどうしたいのか、ということだけは
しっかりと思い描いておかないと、色々揺らいでしまうかもしれない。
地に足つけて、前に進んでいこう。

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1979年(昭和54年)生まれ
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東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い
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