もう後がない、とは思わない
不妊治療中の身の上を、自己を顧みるため、および、黒い気持ちを整理するため…とかなんとかいいながら、たぶん日常的なくだらぬこともつらつら書いていこうと試みる次第
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昨日から胸が張っている。
前回の周期の時にも胸が張ったが、
日付を調べたら、周期が今回と同じ日だった。
いつもの生理前と違うかも?
なんて期待をしていたけれども
何てことはない。
いつもの生理前と同じように胸が張っているのだった。
それがわかった途端、テンションは下がり気味。
体温は高温を保ってはいるけれども
それも生理前には徐々に下がってくる…ということを
これまでに何回も経験しているし…。
台風の中、病院まで行って「残念でした」は虚しいなぁ…。
ところで、今日、夫が録画していたテレビ番組を見ていたのだが、
私は夕食の支度をしながら、ちら見していた。
でも耳はしっかり聞いていた。
そのテレビは「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKで放送されているもの。
毎回ある”プロフェッショナル”に密着したドキュメンタリーだ。
今回、録画されていたのは、川鰭市郎(カワバタイチロウ)さんという産婦人科医。
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0623/
以前、放送されていたものの再放送で
一度、途中まで見かけていたものの、
ちょっとその時の私には刺激が強くて夫が途中で消してしまい、
最後まで見ていなかった。
そうこうしているうちにHDDが壊れたりして、そのままになっていた。
それが先日、たまたま再放送。
その川鰭さんの元には
ほかの病院では難しいとされた症例の妊婦さんたちがやってくる。
最先端の医療をもってしても困難な分娩。
昔だったら流産・死産に終わっていたであろう赤ちゃんたちが
小さいながらも、この世に生を受ける様子に涙が止まらない。
そんな中こんなニュース。
「赤ちゃんポスト」に遺体 女を逮捕
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141004/k10015115891000.html
詳しいことはこれから明らかになるのかどうかわからないけど
この記事からわかることは
「自宅で出産して、その後、赤ちゃんは亡くなった」ということ。
先のテレビの中では、当然、生まれることができなかった命もある。
生まれたくても生まれることができなかった、
産みたくても産むことができなかった、
助けたくても助けられなかった、
そんな人たちもいるのに。
病院に何回も何日も入院して、色々な手術をして、
ようやっと出産した、というそんな人たちもいるのに。
よく不妊治療をしている人が陥りがちな思考に
「私がこんなネガティブだからいけないんだ」というような
自分自身のメンタルを責める傾向があるように思うが(自分も然り)
それではどうして「赤ちゃんポスト」が必要な世の中なのか。
どうして中絶手術を受ける必要のある人がいるのか。
赤ちゃんを授かった人は、みんな明るくて朗らかで一点の曇りもないのか。
そんな訳ないだろう。
どんな心を持っていても、
妊娠する時はするし、しない時はしない。
安産だったり、難産だったり、色々だ。
この世界は、残酷だったり、理不尽だったりするもの。
わかってはいるけれども、
その理不尽さに腹を立てずにはいられない。
だれも彼も、進んで不幸になろうとしている訳じゃないのに。
自分の虚しさを、
赤ちゃんの遺体を赤ちゃんポストに入れてしまった女性にぶつけても
致し方ないことなんだと、わかってはいるんだけども、
どうしても、嫌な気持ちにはなってしまうのだった。
判定日まであと2日。
前回の周期の時にも胸が張ったが、
日付を調べたら、周期が今回と同じ日だった。
いつもの生理前と違うかも?
なんて期待をしていたけれども
何てことはない。
いつもの生理前と同じように胸が張っているのだった。
それがわかった途端、テンションは下がり気味。
体温は高温を保ってはいるけれども
それも生理前には徐々に下がってくる…ということを
これまでに何回も経験しているし…。
台風の中、病院まで行って「残念でした」は虚しいなぁ…。
ところで、今日、夫が録画していたテレビ番組を見ていたのだが、
私は夕食の支度をしながら、ちら見していた。
でも耳はしっかり聞いていた。
そのテレビは「プロフェッショナル 仕事の流儀」というNHKで放送されているもの。
毎回ある”プロフェッショナル”に密着したドキュメンタリーだ。
今回、録画されていたのは、川鰭市郎(カワバタイチロウ)さんという産婦人科医。
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0623/
以前、放送されていたものの再放送で
一度、途中まで見かけていたものの、
ちょっとその時の私には刺激が強くて夫が途中で消してしまい、
最後まで見ていなかった。
そうこうしているうちにHDDが壊れたりして、そのままになっていた。
それが先日、たまたま再放送。
その川鰭さんの元には
ほかの病院では難しいとされた症例の妊婦さんたちがやってくる。
最先端の医療をもってしても困難な分娩。
昔だったら流産・死産に終わっていたであろう赤ちゃんたちが
小さいながらも、この世に生を受ける様子に涙が止まらない。
そんな中こんなニュース。
「赤ちゃんポスト」に遺体 女を逮捕
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141004/k10015115891000.html
詳しいことはこれから明らかになるのかどうかわからないけど
この記事からわかることは
「自宅で出産して、その後、赤ちゃんは亡くなった」ということ。
先のテレビの中では、当然、生まれることができなかった命もある。
生まれたくても生まれることができなかった、
産みたくても産むことができなかった、
助けたくても助けられなかった、
そんな人たちもいるのに。
病院に何回も何日も入院して、色々な手術をして、
ようやっと出産した、というそんな人たちもいるのに。
よく不妊治療をしている人が陥りがちな思考に
「私がこんなネガティブだからいけないんだ」というような
自分自身のメンタルを責める傾向があるように思うが(自分も然り)
それではどうして「赤ちゃんポスト」が必要な世の中なのか。
どうして中絶手術を受ける必要のある人がいるのか。
赤ちゃんを授かった人は、みんな明るくて朗らかで一点の曇りもないのか。
そんな訳ないだろう。
どんな心を持っていても、
妊娠する時はするし、しない時はしない。
安産だったり、難産だったり、色々だ。
この世界は、残酷だったり、理不尽だったりするもの。
わかってはいるけれども、
その理不尽さに腹を立てずにはいられない。
だれも彼も、進んで不幸になろうとしている訳じゃないのに。
自分の虚しさを、
赤ちゃんの遺体を赤ちゃんポストに入れてしまった女性にぶつけても
致し方ないことなんだと、わかってはいるんだけども、
どうしても、嫌な気持ちにはなってしまうのだった。
判定日まであと2日。
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女性
自己紹介:
1979年(昭和54年)生まれ
B型
東京都
家族:夫(4つ上)
仕事:なし・たまに家業手伝い
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